IT業界の現状はその時々でころころ変わる側面があります。そのため、最新のトレンドや動向についてエンジニアが理解しておくことは重要な意味を持ちます。トレンドに合わせて、今何を勉強すればいいか、どんなスキルを身につければいいかについてわかるからです。その時々でIT業界の求める人材に自分がなれ、引く手あまたの状態になるからです。
たとえば2023年を例に挙げると、IT業界のキーワードはいくつかあります。まずはリモートワークです。コロナ禍で感染拡大防止のため、オフィスに出勤しないリモートワーク・テレワークが広く浸透しました。今では状況も変わりましたが、アフターコロナの時代でも週1〜2日程度の出勤にとどめ、残りはリモートというところや、ハイブリッドな勤務を導入するところも多いです。
またサイバーセキュリティへの需要が高まってきています。2022年に勃発したロシアのウクライナ侵攻の中でも、サイバー攻撃がロシアから仕掛けられていたといわれています。日本でもサイバー攻撃の脅威は増えています。2022年秋には大阪市の急性期・総合医療センターに対してサイバー攻撃が行われ、電子カルテが使えなくなりました。このような問題に対処するため、セキュリティ関係のノウハウを持ったエンジニアへの需要が高まっています。
このようにIT業界の現状を正しく把握し、今度どのような分野に注目が集まるかいち早く察知することはエンジニアにとってプラスです。今後トレンドになる分野でのキャリアプランを考えれば、将来にわたったキャリアアップも十分期待できるわけです。